ブログ

FMVブログ【2th】ぶっちゃけ、仕事の『肩書き』が欲しかった

【2th】ぶっちゃけ、仕事の『肩書き』がほしかった

1 『肩書き』や『代名詞』なんていらないとか言っちゃう人...デリカシーないわ!!

実は、ラジオの集客に磨きをかけたくて始めたボイスレッスンでしたが、もう一つ私には切実な悩みがありました。

それは、〇〇の人、〇〇だったらあの人。という代名詞がほしかったのです。

何故かというと、SNSで仕事をしている人が羨ましかったからです。

イラストや、書籍、ハンドメイド、カウンセラー、コーチング、コンサルタント…など

「自分の能力を認められ」
「お金という価値に変えられる」
ということが
「現実社会に認められている優秀な人」
のように感じて特別に思えました。

「何のリアルの実績のない私」というのがコンプレックスに感じていました。

ボイストレーナーのまりりん先生のセッションを受けたとき
「声のアーティストを目指すということでいいですか?」と言われました。

それが私にはとても魅力的な言葉としてこころに響きました。

それから、1年。好きなラジオを続けつつ、リアルの仕事を安定させるために音声とは全く関係ない資格もとり、その後、音声に本腰を入れる事ができました。

音声の仕事をいただくために登録制の仲介会社に登録し、応募をはじめました。

感覚派で、単純な私は下調べが苦手です。

仕事にできるまでを、想像したり、予想を立てたりすることを全くしませんでした。

なぜなら、まりりん先生をすっかり信じていたからです。

プロの方から、そのようにお誘いいただけるのならやれる、と何の自分の

根拠なく、今となっては思い込みも甚だしいのですが、

また、今思うと、やれるやれないなど、考えたり思ったりしていたら、できなかったかもしれません。

大変なことや、ネガティブなことに意識をとられてしまったかもしれないからです。

やりながら考えれば良い、次にやることは自ずと見えてくるということを

クラブハウスをしているときに実感しました。

失敗はない。失敗と決めるのも、失敗ではないと考えるのも自分の解釈次第だということを学んだからです。

とはいえ3月に

仕事の試験が終わり、SNSを利用しながら

応募にこぎつけるまでの間、モチベーションを保たせるためにやっていたことがあります。

音声配信アプリを使って、本番を想定して、好きな番組を配信するようにしました。

ラジオで毎日の所感や、書籍を読んでの感想などをコツコツ配信しました。

ラジオは期限を区切り、2週間毎、40日などテーマを決めたり、課題を考えたりしながらナレーションと音声の練習も兼ねて朗読も同時並行しました。

4月にスタジオでボイスサンプルを収録しその後、本格的に応募をしました。

何の実績もない自分が仕事の依頼をいただくまでには少し時間がかかりました。

2 頑張っているのに閑古鳥が鳴く日々

4,5,6月

4月は1日 3件の応募をしました
5月は毎日 一件は出すようにしました。

ですが、流石に2ヶ月、応募が通らないと自信がなくなり、不安になってきます。

感覚派な自分は、仕事を選ぶわけではないのですが、自分のレベルとは上の

募集にばかり希望していたのかもしれません。

だんだん、選んでいる場合ではないというあせりがでてきました。、そんなとき

様子を見ていてくださった

まりりん先生が絶妙なタイミングでアドバイスをくださいました。

音声の仕事のポイントを得ている方ならではの視点で助けていただきました。

それは応募のプロフィールにアドバイスを頂いたことです。それから、反応が変わりました。

また、求人の停滞時期、応募の繁忙時期などがあったのかもしれません

一瞬、横切っていた不安が的中したようにに思われ

自分にはできなかったことなのかもしれない。

現実を知らずに夢を見てしまったなど、、、

自分が自分で信じられないのは、良くないことなのですが、

自己肯定感を保てず、時間がかかるかもしれないと考えだしたりしました。

このように、今思えば小さく揺れながらも、いい具合に力が抜けていた!

ということが、今までになく、うまっくいった要因ではないかと、振り返って思います。

3 2ヵ月でナレーション50本やって

そんなとき、
ここで、またしても見透かしたかのように

励まし、信じてくれるのが、まりりん先生でした。

「経験値をあげたいので、2ヵ月で50本受注しましょう。してください。できますよ。」

数本受注するのも大変なのにと驚きましたが、

「大丈夫、頑張りましょう。」とお声掛けくださる言葉に後押しされました。

いろいろ考えずに、

とにかくやる。応募を出す。

それを繰り返す。
結果はコントロールできないので手放す。

この時、2ヶ月で50本を達成するためには継続して案件を受注した上で、
1週間で6.7本の収録が必要だったわけでしたが、日中には仕事がありました。

音声の時間は休みの日と、朝と夜の3時間ぐらいです。1週間の収録本数がやり切れるのかが心配でまりりん先生に相談しました。

すると「ちよかまさんなら大丈夫!1日に
5本ぐらいできますよ!」とアドバイスをくださいました。

本当に、むちゃくちゃを言います。でも私を信じ切って迷いなく言ってくださるので、
限られた時間のなかで、どのくらいできるか迷っていたわたしにもできると踏み切ることができました。

そのなかで、2件のクライアントさまと出会えました。

自分に合っているか、迷っていた応募でしたが、やりながらどのくらいのレベルの募集のお仕事に自分の需要があるのかがわかってきました。

そのようにして掴んだ仕事で2ヶ月間で50本以上の納品を達成することができました。

2ヵ月で50本やりきった結果

このことは

次のステップの

「制作会社の登録ナレーターに進む準備」となりました。

一つ、登録会社の応募のときに気をつけた方が良いと思ったのはアイコンの写真です。

私の声の特徴もあるのかもしれませんが、大人の怪しい台本かどうかわからなかったり

そのもでなくても、内容がことばにするのが恥ずかしいようなものは

はじめに念を押して断りました。

そんなことがあり、アイコンを実写ではなくマイクに変えました。プロフェッショナルに見せたかったからです。

それから、そのような案件はなくなり安心して応募できるようになりました。

ボイスサンプルを自分の得意なものに変えて提出したのも、ニーズが合っていて通りやすかったのだと思います。

実践中心のレッスンで声の出し方や滑舌などを練習でき、実際に大変役に立ちました。

詳しくは次にお伝えしたいと思います。

ここまで、声を仕事にできるまでと、自分に『代名詞』が欲しかった私が「音声アーティストを目指すことになったきっかけ」をお話ししました。

ちよかまのFMVブログ『44年間 自分を活かせなかった私が 人に認められる能力を発見できたワケ』はFMVメンバーちよかまが綴る、実体験に基づくエッセイです。

-ブログ
-